これまでベビトリップでミュージアムをお勧めする理由や過ごし方をざっくりご紹介してきましたが、お子さんが成長すると鑑賞スタイルも変わってきますよね。最終回となる今回は、年齢別にアートを楽しむヒントをご紹介します。
ベビーといっしょに楽しむ(0~1歳半)
・ママ!今のうちにたのしんで
正直なところ、館内でゆっくり自分のペースで作品を楽しめるのは、赤ちゃんが小さい今のうちです!自分の足で歩き回るようになると、ママはもうゆっくり作品鑑賞どころではないかもしれません。
・ママになって発見する作品の魅力
ママになって感性の変化を感じることはありませんか?作品鑑賞でも、新しい視点で発見があるかもしれません。たとえば私の場合、作品に出てくる赤ちゃんの月齢がわかるようになり、幼子イエスの姿に「まだ6か月くらいね~ カワイイ♡」だとか、「顔は幼いのに、ずいぶんしっかり立っている!?」など、現実と描かれている世界がリンクして、身近に楽しめるようになりました。
・その国、その時代の色彩を
絵本を楽しめるくらいの月齢の赤ちゃんであれば、色や形に興味があります。音楽と同様、色彩センスは幼い頃の経験で身に付くといますから、旅先でいつもと違う色を見られるのはチャンスです。
トドラーといっしょに楽しむ(2~4歳)
・ルールを教えて
元気いっぱいなお年頃ではありますが、もう言葉を理解できるので、「走らない」「大声を出さない」といった基本的なルールを教えてあげれば大丈夫です。
・ヒントを出しながら
見ること聞くことと、自分自身とを関係づけたいお年頃。絵や彫刻と同じポーズをとってみたり、「これ〇〇で見たことあるよね?」だとか、子どもの興味を惹きつけるヒントをだしながら楽しむといいと思います。
キッズといっしょに楽しむ(5歳以上)
・自分の見方で楽しんで
作品に「楽しそう」「悲しそう」といった感情移入をできるようになると、もう十分に作品を見る力があります。あとは足りない知識を大人が補ってあげればOK。
・ワークシート
字や絵が上手になってきたら、ミュージアムで用意されているキッズ向けのワークシートに挑戦してみましょう!
・ワークショップに参加
5歳くらいから、キッズ向けのアクティビティに参加できるようになります。お絵かきや工作など、言葉ができなくても楽しめる内容がほとんどなので、挑戦してみてはいかがでしょうか?
小さいころからアートに触れる経験が豊かな感性を育てる・・・とはよく聞きますが、具体的な成果を求めるのではなく、「なんか楽しかった」というのが一番です。それって、旅も同じことですよね。
ママのみなさん、旅もアートもたくさん楽しんでください!
【親子でアートを楽しむ!プロがオススメする子連れ☆海外美術館巡り連載】
Vol.1 ママトラベラーにとっての美術館の魅力とは?
vol.2 世界の美術館&博物館編
vol.3 いざ子連れで美術館へ!実践編
vol.4 ベビトリップ!でミュージアム
休日は国内外問わず、美術館巡りを楽しむというアートを愛するママトラベラー!
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