VIVA! 食の国イタリアで「美味しい」赤ちゃん連れ旅行 キラキラ☆ママトラベラー インタビューvol.13

ブオンジョルノ!! 今回のキラキラ☆ママトラベラーインタビューはイタリア人のクラウディアさん。日本で出産&育児をしているクラウディアさんは、今年の初夏に初めてバンビーノの粒ちゃん(仮名・月齢6ヶ月)を連れて母国・イタリアへ帰省しました。日本でイタリア料理教室も主催しているクラウディアさんに、赤ちゃん連れ旅行の体験談とともに、イタリアの離乳食事情についてもお聞きしました!(バンビーノ:イタリア語で「赤ちゃん」の意味)
interview-013-01

さすがイタリア!羨ましい夏の「バカンス」

クラウディアさんが今回帰省した故郷は地中海に浮かぶイタリアのサルデーニャ島。エメラルド色に光る美しい海が周囲に広がっており、バカンス先としても大人気の場所。イタリアだけでなく、ヨーロッパ各地からきれいな海と美味しいイタリア料理を求めて観光客が集まります。
image
クラウディアさんは約1ヶ月にわたって帰省。イタリアの家族とともに日本とは違ったゆっくりとした時間をすごしたようです。「私のお料理の師匠でもあるマンマ(お母さん)と久しぶりに一緒にすごした時間が一番の思い出です。自分自身母として、マンマと接するのは新鮮でしたし、イタリアの伝統的な離乳食をはじめとするお料理もたくさん教えてもらうことができました」と充実した時間を振り返ります。
 
 

帰省でもやっぱり心配だった長距離国際線

初めての赤ちゃん連れ国際線が心配なのは皆同じ。クラウディアさんも「バンビーノが寝てくれなかったらどうしよう」「オムツ交換など大丈夫かな」と心配だったようです。利用したのはイタリアへの直行便ではなく、エアフランスのパリ経由便。
「イタリアへ帰省するときはいつもエアフランスを使いますので、慣れているエアフランスを今回も使いました。大好きなパリにトランジットで寄れるのもメリットです」
機内ではバシネットの設置から、ミルクの準備のタイミングまで「パーフェクト」だったエアフランスのサービス。バンビーノもスヤスヤと寝ていることが多く、好調なスタートを切りました。

ただし帰りのフライトはバシネットの設置も遅く、ミルクもなかなか作ってくれないなどトラブル頻発だったようです。「エアラインによっても違いがあるかもしれませんが、キャビンアテンダントによって機内の快適度が大きく変わるのが赤ちゃん連れフライトだと思います」とクラウディアさん。
 
 

「緑・白・赤」の国旗カラーの離乳食!?
イタリア離乳食事情

赤ちゃん連れ海外旅行で気になるのが、現地の離乳食事情。日本、イタリア両方の離乳食を経験されているクラウディアさんにイタリアの離乳食事情についてお聞きしました。イタリアでは離乳食を始めるのは6ヶ月をすぎたころから。お米の粉や、トウモロコシの粉、もしくは薄力粉の一種をお湯で加熱し、とろみをつけたセモリーノとよばれる離乳食からスタートするのが一般的なようです。

慣れてくると、野菜のブロードにこのセモリーノを溶かしてパルミジャーノチーズをふりかけることも。「イタリアではリコッタチーズやパルミジャーノチーズはカルシウムが多いので離乳食によく使われるんですよ」とクラウディアさん。
また、日本ではあまり使われませんが、イタリアの離乳食ではオリーブオイルも使われます。「ただし質のいいエキストラバージンオリーブオイルに限りますね」
image
「その後、イタリアでよく使われる離乳食の食材はズッキーニなどの青野菜、ジャガイモ、そしてニンジン。ズッキーニの季節でない時はほうれんそうやインゲン、ブロッコリーで代用することもあります」偶然にもイタリアの国旗カラーの緑、白、赤の色になっているんですね!

そのほか、街のスーパーなどでは瓶詰めにされた離乳食もよく見かけます。中はペースト状のウサギ肉や仔羊、鳥肉など多種多様。ウサギ肉や七面鳥は消化がしやすいので離乳食によく使われるようです。
 
 

本場イタリアの芸術的なお料理!
サルデーニャ・クッキング・スタジオ

image
イタリア人のクラウディアさんが主宰するサルデーニャ・クッキング・スタジオでは地中海に浮かぶサルデーニャ島の伝統的なお料理を学ぶことができます。味はもとより、目でも楽しめるデザイン豊かなレシピが豊富!
クラウディアさんはお相撲が大好き!というくらい日本語がペラペラなので、コトバの心配もありません。興味のある方は下記のリンクよりお問い合わせください! 
 
Sardegna Cooking Studio
https://www.facebook.com/SardegnaCookingStudio
日時:日曜日のみ
場所: 東京メトロ東西線浦安駅(徒歩2分)
メニュー: 季節にあったお料理
人数:4~5人
詳細はお問い合わせください。
 
またベビトリップとのママトラベラー向けお料理教室コラボも計画中です!近々ご案内予定ですので、皆様お楽しみに!!
interview-013-03
 
当サイトの写真、文章の無断転載はお断りしています

Comments

comments

関連記事

  1. デキる女の旅行術。キラキラ☆ママトラベラーインタビューVol.4

  2. 【夏旅・実況レポート】2歳児連れカスタマイズ旅行@ヨーロッパ vol.4 準備編

  3. 絶景田園ビュー!ホイアンLasentaホテルの子連れポイント

  4. ママトラベラー&3歳の母子でチャレンジ!サマースクール@プーケット vol.1 飛行機大作戦編

  5. 歴史ロマンの宝庫!シルクロードで有名なウズベキスタンへ赤ちゃん連れ帰省旅行。キラキラ☆ママトラベラーインタビューvol.16

  6. 月齢別ベビトリップレポート!キラキラ☆ママトラベラーインタビュー Vol.5