バレる?便利?高い?
海外土産宅配サービスを徹底検証

折角の海外旅行。
気づいたらお土産を選んでいる時間が一番長かった!なんてことはありませんか?
単身の時は「私はお土産を買わない主義ですっ!!」で済んでいても、いざ子供が生まれるとママ友や職場の人に・・とお土産を渡す義理が増えてしまうと言う声を耳にします。

JTBの調査によると、旅行に行った際にお土産を購入する人は約9割にものぼるようです。海外旅行でのお土産購入費用は1~2万円程度の方が21%と多数ですが、中には3万円以上購入する方も25%もいるようです。また購入する場所は1位が空港(20%)、観光地のみやげ物店(20%)、免税店(17%)、現地スーパー(12%)となっています。

赤ちゃん連れ海外旅行でママの頭を悩ませるもののひとつが「荷物の多さ」。帰りはオムツが無くなり荷物が減ると言えども、かさばるお土産は正直邪魔者。

そんな時に脳裏に浮かんでくるのが、気になってはいるけど、意外と利用したことのない海外旅行サービス、「海外お土産宅配サービス」です。空港やツアーデスクでよく見かける、アレです。

とはいえ筆者もこのサービスを一度もしようしたことがありませんでした。
答えは明白。 「割高だから」 「バレそうだから」。
私と同じ印象をもっているママトラベラーも多いのではないでしょうか?

そんな海外お土産宅配サービスについて、実際どうなのかを検証してみました。

ネットショッピングと変わらない注文方法

旅行代理店が海外お土産宅配サービスを提供しているケースが多く、大手だとギフトランド(日本旅行)、地球旅市場(HIS)、そして「世界のお土産屋さん(JTB商事)」などがあります。 注文方法はネットショッピングと同様、商品を選んで支払いを済ませるだけ。国別・カテゴリー別に商品が掲載されていたり、値段で並び替えができるのでとっても便利。ついつい他の国のお土産にも目がいってしまいます。

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HIS旅市場 世界のおみやげ屋さん

 

商品ラインナップと気になるお値段は?

人気渡航先のハワイ、グアムを初めとして東南アジア、中国、アメリカ、ヨーロッパとメジャーな国のお土産はほぼ網羅しているお店が多いようです。

気になるハワイをピックアップしてみると、定番中の定番Hawaiian Hostのチョコレートや、Mauna Loaのマカデミアンナッツ、そのほかにもパンケーキやコナコーヒー、クッキーなど、「ABCストアの店頭で売っていそうな」ものがずらり。

気になるお値段は下記の表のとおりです(2013年2月現在)。

ABCストアホームページ価格 お土産宅配サービス
ハワイアンホースト マカデミアンナッツチョコ(14粒入り)
img34 $3.99(≒419円)
※1ドル105円換算
税込1,130円
(ギフトランド)
ハワイアンホースト マカデミアンナッツチョコ (4粒入り)
img25 $3.49(≒366円)
※1ドル105円換算
税込525円
(ギフトランド)
マウナロア マカデミアンナッツ ガーリックオニオン (24袋入り)
img26 $21.99(≒2,309円)
※1ドル105円換算
税込3,670円
(ギフトランド)
*ABCストアWEB価格は税抜

現地価格と比べるとかなり価格差がありますが、これを高いとみるか、安いとみるかは個人の価値観。ちなみにお土産選びの時間は平均3時間から1日半かかる場合もあるとか。高いお金を出して旅行に行って、現地でのお土産選びに明け暮れるくらいなら、義理土産は日本で手配して、現地ではゆっくりするのもいいという方がいるのも納得ですね。

そのほか宅配サービスを利用する理由としては、「こどもが体調を急に崩したのでお土産を購入する暇が無くなったので」「持ち歩きでチョコが溶けてしまうのが心配だったので」「買い忘れがあったので」などが挙げられていました。

 

ばれる?貼付が義務付けられている「輸入シール」とは?

海外お土産宅配サービスの商品は「輸入」されたものであるので、法律で決められた「日本語輸入シール」が貼付されています。ただし弱粘性の糊を使用した「剥がしやすく、跡がつきにくいシールを使用している」業者がほとんどのようです。
実際にギフトランドでハワイアンホーストのマカデミアンナッツチョコとマカデミアナッツを注文して検証してみました(下記写真)。ハワイアンホーストのマカデミアンナッツチョコのシールは、簡単にペリペリと剥がせ、跡も全く残りませんでした。一方、マカデミアンナッツの方はパッケージの材質の関係か、シールを剥がすのに一苦労。丁寧に剥がしたものの、ベタベタとしたシール跡が残ってしまいました。

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各商品の裏には原料や輸入者が記載されているシールが貼付されています。 マカデミアンナッツチョコのシールはペリっと簡単に剥がせましたが、マカデミアンナッツの方は残念な感じに。

一括表示シールについて(世界のお土産屋さん)

お土産のこころ

お土産の語源は「その土地の名産品」とする説や、「大事に選んだものを、見上げながら差し上げる”みあげ”が”みやげ”になった」とする説などあり、気持ちを込めて贈るものとされます。
相手を思い浮かべながら選ぶことが大事だと考える人もいれば、渡すという行為自体に気持ちがあればいいという人もいるように、”気持ちの込め方”は人それぞれ。 お土産の用途に合わせてうまく使い分けることができればいいかもしれませんね。、

 

参考データ:
JTB広報室:お土産に関するアンケート調査 2013.6.13

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