赤ちゃん連れ海外フライト。反対派の4つの意見と肯定派の4つの意見

乳幼児連れ海外旅行で気になるのが長時間のフライト。「飛行機の中で泣き続けたらどうしよう」「他の人に迷惑をかけないかしら」と心配するパパ&ママがほとんどではないでしょうか。そしてそんな時に気になってしまうのが乳幼児連れ海外旅行に対する反対意見です。

某有名Q&A系サイト上では「乳幼児連れ海外旅行」に関する議論が多々繰り広げられています。中には読むに耐えない感情的なバッシングコメントもありましたが、整理してポイントのみをご紹介します。

反対派の意見も捉え方によっては大事なアドバイス。
反対派が何を考えているかを理解し、配慮すべきポイントを押さえて行動してみるのも、皆が憧れるキラキラ☆ママトラベラーになる近道かもしれません。

 

反対意見の多くは「育児方針」「心配」「迷惑」「マナーの悪さ」の4種。

赤ちゃん連れ海外旅行をめぐる議論を読んでいくと、反対意見はほぼ4つに分けることができます。海外旅行に行くという「育児方針」そのものに対する反対意見、赤ちゃんの健康を気遣う「心配」からくる意見や単純に「迷惑だから」という理由、そして親の態度が悪すぎるという「親のマナー」による反対意見です。

 

#1.今の親は我慢が足りない!?育児方針の違いからくる反対意見
育児中の最優先事項はもちろん子供ですが、どこまでパパ&ママが我慢をすればいいのかという「加減」が論点になっています。「育児中は自分の遊びは我慢すべき」「乳幼児は海外旅行のことを覚えていないのに、何故そこまでして行くのか」「2歳未満はフライト代が格安。安いうちに行きたいというのは親のエゴ」という意見が目立ちます。

 

#2.他人の子供と言えども、心配なんです・・
赤ちゃんは社会全体の宝。ともすれば他人のお子様と言えども、ついつい口を出したくなる方も多いようです。
「長時間のフライトは赤ちゃんにとって大きなストレスではないか?」
「子供が好きなので、機内でつらそうな乳幼児や赤ちゃんを見るのは、自分も辛いんです」
「機内の密閉空間でのウィルス感染や、現地の衛生。大丈夫?」
そんな意見が目立ちました。

 

#3.泣き声はやっぱり気になります。
赤ちゃんは泣くものだ、赤ちゃん自身に罪はないとは十分分かっていても泣き声は気になってしまうもの。大事な商談に向かうビジネスマン、ゆっくり機内で休みたい方々がいるのも事実です。
「飛行機は下車したり、座席移動ができないのでつらい」
「他の迷惑行為は注意できるが、子供に泣くなとは言いにくい」
「そもそも機内泊フライト=寝ることを前提にしているのでTPOをわきまえてほしい」

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#4.大半の方が反対する理由!?「うるさい子供が嫌なのではなく、うるさい子供の親が嫌なんです」
結局のところ、「乳幼児は絶対飛行機に乗るべきではない」という方は少ないと感じました。むしろ、乗るからには親御さんには最低限のマナーを守って欲しいという意見が多数派かと思われます。

「注意も、静かにさせる努力もしないで寝ている親がいるのが信じられない」
「機内でも現地でもTPOをわきまえない親が多い。日本人全体の印象が下がる」
危険も多い機内で子供を遊ばせておいて、親はおしゃべりに夢中・・なんてことはないでしょうか!?

 

厳しい反対意見が多いなか、忘れてはいけないのは、同じくらいの賛成派意見があるということ

#1.時代が変われば、育児も変わる!?
ママのリフレッシュは今の時代の子育てにとってはとても大事」
「泣き声を気にして引きこもっていたら何もできなくなる

 

#2.泣き声よりも迷惑な行為は山ほどある!?
「飛行機は公共交通機関。いろいろな人が利用してあたりまえなので、特定の人を禁止するのは良くない」
「赤ちゃんの鳴き声以上に迷惑な行為はほかにも沢山ある。酔っ払い、イビキ、貧乏ゆすり、井戸端会議、ワキガのにおい、、、。」

 

#3.目的や事情によっては理解できる派も
「たとえばハワイやグアムなどのリゾート地は「家族連れ」が観光客のメインとなる旅先。ならば赤ちゃん連れがいても当たり前だと思う」、という意見や、「そのような路線には子供連れが多いので、特に気にならない」というご意見も。
また里帰りや駐在、親族の結婚式などやむを得ない理由はしょうがないと思う方も多いようです。

 

#4.他人を非難することよりも自分でできることを考えたい、という人も多数。
「泣き声は気になるけど、搭乗に反対はできないので、耳栓やヘッドフォンで自衛します」や、「チェックイン時に席を離してもらうようにリクエストします。」という方も。
また「迷惑だ、思うより先に何かできることはないかと考えたい」という心温まる意見も多数ありました。

 

春休み・GWにむけて赤ちゃん連れ海外旅行の計画をはじめる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
賛成派も反対派も、ひとりひとりがマナーと気遣いをもって行動し、みんなが気持ちよく機内で同じ時間を共有すること。それこそが日本人が世界に誇れる「お・も・い・や・り」の文化かもしれませんね。

<参考サイト>
発言小町:乳児連れのハワイ。なぜいくの? ほか
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