長距離フライトに嬉しい日系のサービス!赤ちゃん連れフライト情報☆シドニー(全日空)

ファミリートラベラーに人気の旅先、シドニー。時差はたったの1時間ですが、フライトは約9時間半とハワイより長いんです。2017年9月現在、東京ーシドニー間の直行便は全日空(羽田)、日本航空(成田)、カンタス航空(羽田)の三社のみ。どちらのフライトも夜中に東京を出発し、シドニーに朝到着するフライトスケジュールになりますが、都内で働くママトラベラーにとっては、仕事を休まないで済む全日空の羽田便は魅力的。
今回はシドニー行きANA便の赤ちゃん連れ情報をベビトリップ目線でご紹介します!赤ちゃん連れ海外旅行の最大の難関といわれる赤ちゃん連れフライトの参考にしてくださいね。
 
 

睡眠スケジュールがはっきりしている場合にはオススメの子連れ夜行便

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夜ぐっすり寝るベビーの場合、機内でのママの負担が少ないのが夜行便。全日空羽田・シドニー便の場合、夜10時過ぎに出発してシドニーには朝の8時半前に到着します。飛行機のチケットを購入後、すぐにバシネットのリクエストを行い、バシネットを確保して快適子連れフライトに備えましょう! 全日空のバシネットは写真のように使い捨てカバーがついているので、衛生面でも安心ですね。ただし、全面をカバーするタイプなので、若干使いづらいのも事実(安全性には代えられませんが)。シーツ代わりに敷いてあるブランケットは吸水性があまりよくないので、中サイズのタオルを持参してシーツの代わりにすることをオススメします!

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ちなみにバシネット対応のバルクヘッドシート(最前列)の座席は肘置きが固定されています。空いているときにアームレストを上げて、2座席を広々と使うことができないので要注意です。

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機内にはS字フックを持参。バシネットの下に引っかけで、ポーチなどをぶら下げてよく使うおもちゃを入れています。
 
 

旅行気分がアガる機内食!

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離陸後の食事は深夜便のため、軽食が入ったミールポーチが配られます。ベビーはぐっすり寝ていたので食事はパスし、到着前の朝ごはんをしっかりいただくことに。

あらかじめ予約しておいたベビーミールの中身は、バナナ、ベビーせんべい、アクアライト、キューピーの瓶詰め離乳食。ホットミールとしておかゆもサーブしていただきました。

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ところが残念ながら、肝心のベビーは起きたばかりで、あまり食欲がなく、反応はいまひとつで、結局バナナをひとかじりのみ。

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こちらは別便ですが、ベビーミールのホットミールの例。薄い味付けの野菜の煮物にプレーンなお粥。

 
 

おむつ交換台付きトイレはもちろん、絵本貸し出しサービスやおもちゃのプレゼントも

深夜便でぐっすりだったので、あまり使用頻度は高くありませんでしたが、機内にはおむつ交換台付きのトイレも完備。

また機内では絵本の貸し出しサービスや、キッズ専用の機内エンターテイメントがあったり、子ども向けにおもちゃをプレゼントしてくれるので機内で退屈したときに大助かり。特にANAのロゴ付き飛行機のビニール風船は中にミニボールが入っているのが不思議らしく、旅行先でも気に入って遊んでいました。
 
 

赤ちゃん連れでも注意したい、厳しい検疫

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シドニーへの旅行の際に気をつけたいのが食品の持ち込み。オーストラリアの検疫は他の国と比べてもかなり厳しく、特に生のフルーツの持ち込みは赤ちゃん連れといえどもNG。また、食品を持ち込むときは、正直に税関の申告書に書くことがポイント。「怪しそうに見られなかったら中身は開けられることは少なく、口頭で何を持ち込むかを聞かれるから答えられれば大丈夫。もちろん瓶の離乳食もベビーフードとはいえ申告書の対象なので、申告せずに食品の持ち込みがバレると、容赦なく罰金になるので気をつけたいですね」とアドバイスをいただいたのは、オーストラリア留学歴もあり、元CA、現在生後5ヶ月のママトラベラーのレイさん。
「オーストラリアはクルー時代から1番気をつけてた国。突き詰めると、キシリトールガムや歯磨き粉までダメなんです。実際はそこまで丁寧にはチェックされないこともありますが、目をつけられると大変。オーストラリアの地元人気番組に空港税関でのすったもんだをまとめた番組があるほどなんですよ」。

在日オーストラリア大使館のホームページには持ち込み禁止リストや詳しい説明が記載されているので、食品を持ち込む予定のママトラベラーはぜひ事前にチェックを。ちなみに2017年9月現在、ベビーミルク(乳製品)については「個人消費目的の場合、固形の乳製品は10kg、液体は10リットル、液状の濃縮食品は2リットル、乾燥食品は2kgまで持込が許可されています。また、乳児同伴の場合に限り、上記の制限量に加え、ボトルに入れた調乳済みミルクおよび開封済みのベビーフード1個も持ち込めます。(在日オーストラリア大使館 ホームページより抜粋)」。

 
 

帰りのシドニー空港ではベビーカー貸し出しサービスも

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ちなみに帰りのシドニー国際空港では全日空のチェックインカウンターでベビーカーの貸し出しサービスがありました。空港によくあるプラスチックのベビーカートではなく、ちゃんとしたベビーカーなので座り心地や操作性も良く、出発まで快適に過ごすことができましたよ。
 
こちらの記事もご参考に!
【世界の空港☆子連れ情報】ショッピングもフードも大充実!シドニー国際空港

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