こんにちは、ママ☆トラベルライターのWakakoです。2歳半になる長男と、5か月の長女を連れて家族でノルウェーに帰省しました。ノルウェーといえば北欧の高福祉国家で、バリアフリーや男女平等の先進国。街中では育休中のパパを見かけることも少なくありません。そんなノルウェーのベビーカー事情についてご紹介します。
平日の昼は大型ベビーカーだらけ!?
共働きが基本のノルウェー。平日の昼間、外に出ると非常に多くのベビ連れママorパパを見かけます。そんな彼らが使っているのはもっぱら大型ベビーカー。赤ちゃん用のものは、ベビーベッドがそのままベビーカーに乗ったタイプのものが主流です。うちの長女(当時生後5か月)も、義妹よりベビーベッドタイプを借りて使っていました。家に入るときはそのままベッドごと取り外すことができ、便利です。抱っこひもは家で使う人もいるようですが、街中ではほとんど見かけません。空港でちらほらとベビービョルンの抱っこひもを使っている人を見かけたくらいです。
寒さ対策もばっちり
冬は氷点下が当たり前の激寒のノルウェーですが、ベビーカーにダウン製のふかふかの寝袋のようなものをセットして利用すれば赤ちゃんもあったか。また、雪の中でも使えるよう、車輪は大きな自転車のような車輪が主流になっています。保育園ではお昼寝時に、ベビーカーごと赤ちゃんを外に置いて寝かせるびっくり習慣があります。新鮮な空気が赤ちゃんによいとか。
ノルウェーといえばストッケ?
最近日本でもよく見かけるようになったストッケのベビーカー。実はノルウェーのブランドなんです。スタイリッシュかつ機能性に優れているのはさすが北欧ブランド。ノルウェーでもたまに見かけますが、実はそれほど多くはありません。ベビー用品売り場を見ても、ストッケのベビーカーは比較的コンパクトなほうで、主流はもっと大型のもののようです。マイナーではありますが、一部日本で使用されているような小型のベビーカーも売り場にありました。
アウトドア大好きノルウェー
ノルウェー人は基本的にアウトドアが大好きで、子供を連れてちょっと山にお散歩なんてことは日常茶飯事。スポーツベビーカーも遊歩道等でよく見かけました。小さい子供が二人いる義妹夫婦も、Chariotと呼ばれる二人の利用のスポーツベビーカーを愛用しています。そのまま押すこともできますし、自転車に取り付けることもでき、便利そうでした。
バリアフリー化の進む街
大型のベビーカーの場合、日本では使えるところは限られてしまいそうですが、バリアフリー化の進むノルウェーでは心配ご無用。公共交通機関にはベビーカー置き場がありますし、畳まずにそのまま乗ることが可能です。そもそも人口の少ないノルウェーでは、日本のような満員電車もありませんし、スペースだけでなく気持ちもゆったりしているように感じます。街中のカフェやレストランは全てがベビーカーOKというわけではないようですが、大型ショッピングモールに入っている店舗などはベビーカーもそのまま入店できるところが多いです。
インフラ面だけでなく、ソフト面でもベビーカーに対する許容度の高いノルウェー。ベビ連れも安心して旅行できそうですね。
子連れ旅行@北欧 みんなの質問
訪れた国は130か国、4歳になる息子さんは既に海外旅行歴19ヶ国・30回、2歳の娘さんも海外旅行歴13ヶ国という筋金入りのママトラベラーWakako。元バックパッカーという豊富な経験と知識をベースに、働くママとして世界を駆け巡ります。
全世界制覇がライフワークというWakakoのトラベルブログはこちらから。
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