高層ビルが立ち並ぶ摩天楼に美味しい飲茶、そしてショッピング天国のイメージが強い香港。実はとっても自然が豊かということをご存知でしょうか？子連れ＆スニーカーでも楽しめるなだらかなハイキングコースやトロピカルな離島が数多くある香港。東京都の半分ほどの広さのため、どこに行くのもアクセスが良いのも魅力です。リーズナブルで、近場で、短い休暇で海外旅行ができる｢安・近・短｣の香港は子連れトラベラーに人気の渡航先。
そんな香港の隠れた魅力をベビトリップ目線で紹介します！前回のラマ島に引き続き、今回も絶景ビーチがある無人島を紹介。透明度なら香港一という呼び声も高い、シャープアイランドをご紹介します！
シャープ島（橋咀洲・Sharp Island）
Sharp Island紹介（香港観光局）
シーフードの聖地・西貢からボートで5－15分！
気軽に日帰りがアクセス抜群の立地！
シャープ・アイランドへは香港九龍半島の東部にある西貢（サイクン）からボートを利用します。サイクンは香港でも有名なシーフードのメッカ。ダウンタウンからはミニバスでアクセス可能ですが、乗り換えなどで時間がかなりかかってしまいます。タクシーを使っても30分ほど（約150香港ドル・2,000円ちょっと）とリーズナブルなので、子連れにはタクシー利用がおすすめです。
サイクンの中心部でもある港にはシーフードレストランが立ち並び、船着場には離島へ向かうチケット売り場が数多く出ています。時期にもよりますが、2016年7月に訪れた際にはシャープアイランドへは往復30HKD（約400円）でした。
ボートは写真のようなスピードボート、もしくは小さな遊覧船になります。スピードボートだと少々揺れるものの5分ほど、遊覧船だとのんびりと15分ほどでシャープアイランドに行くことができます。混み具合や船会社によって船の種類は決まるようです。小さい子連れでボートを利用する場合は、皆さん抱っこ紐を利用していました。
絶景、遠浅のビーチがあるシャープ島
シャープ島に上陸すると真っ先に目に飛びこむのが淡いブルーのビーチ。まるで沖縄や東南アジアのビーチリゾートに来たかのような錯覚に陥りますね！波も穏やかで、遠浅が続くので子連れファミリーでも楽しめるビーチです。ただし、ビーチには監視員はいないので安全には気を使いましょう。
香港ジオパーク（自然地質公園）内に位置するシャープアイランド。潮が引くとビーチの前の島まで歩いて渡ることができ、とっても神秘的。石ころが多いので、歩きやすいビーチシューズ持参で行きましょう！
奥のビーチは岩場になっており、シュノーケルを楽しむ人が沢山。水深が浅いので安心ですが、岩場が多いのでブーツがあると便利です。ちらほら魚はいるものの、沢山のトロピカルフィッシュは期待できません。
無料の更衣室や医務室も
船着場の近くには無料で使える更衣室、シャワーや、飲み物屋スナックが売っている売店があります。アメニティは何もないので、シャワー用にホテルのシャンプーやボディソープを持っていくといいでしょう。
また、スタッフが常駐している医務室もありますが、ビーチにはライフガードはいません。パラソルやビーチチェアのサービスもないので、サンシェードや簡易テントを持ってきている家族連れも多く見かけました。また日差しがとっても厳しいので、小さい子連れの場合はラッシュガードや帽子はマストアイテムです。
帰りは西貢（サイクン）でシーフード三昧！
シャープ島のいいところは、海水浴の帰りに西貢（サイクン）でシーフードを楽しめること！船着場の近くにはありとあらゆる魚介類の生け簀が並び、さながら水族館のよう。
香港名物の巨大シャコや、ぷりぷりのエビ、貝類など、好みの調理方法で食べることができます。香港市内で食べるよりも新鮮でリーズナブルなので、わざわざ魚介を食べに西貢まで足を運ぶ香港人が多いというのも納得！
いかがでしょうか？買い物や飲茶などの街歩きの合間に、のどかな離島トリップもできる香港のオススメ離島・シャープアイランドの子連れ海外旅行情報でした。
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