さすが子育て先進国フィンランド! ママトラベラーに嬉しい5つの子連れポイント

女性の社会進出が世界トップレベルのフィンランド。「国際男女格差レポート2013(世界経済フォーラム)」によると、フィンランドは「最も男女が平等に近い国」で世界136カ国中2位にランクインしています。そんなフィンランドへ今年の5月に赤ちゃん連れ旅行に出かけたアヤコさん。旅のパートナーであるアヤコさんのお母様、伯母様と一緒にみつけた、子連れに嬉しいポイントをお聞きしました。
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ここが素敵!ママトラベラーに嬉しい
子連れポイント・ベスト5

1位:ベビーカー連れは公共交通機関が無料!

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「ヘルシンキ市内の公共交通機関ではベビーカー連れの乗客の運賃は無料なんです。トラムやバスだけで無く、水上バスも対象でした!」とアヤコさん。片手でベビーカーを操作しながら運賃を払うのは難しく、危険をともなうという状況を考慮して設定されたこの制度。ヨーロッパのベビーカーは大きさも重量もかなりのもの。不安定な乗り物の中で片手でベビーカーを支え、片手でお金を払うという状況は一歩間違えれば周りの人が怪我をする可能性もあるので、ママだけでなく周りの乗客にも配慮したサービスですね。ちなみにヘルシンキの道路はガタガタの石畳だったので、セイ君を抱っこして移動することが多く、ベビーカーは荷物置きとして活躍していたようです。
 
 

2位:充実したベビー休憩室

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現地ではできるだけ授乳室を利用したというアヤコさんですが、「現地の方に聞いたところ、授乳室を利用しないで外で授乳する人も多いようでした」。こちらはフィンランドの有名デパート・ストックマンの授乳室。授乳室の隣には3歳から利用可能の有料託児所も併設されており、利用客でいっぱいだったようです。ただし「ここの授乳室には扉がなく、外から丸見え状態でした(笑)」。 扉がない授乳室は他にも結構あったようです。
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「また、こちらはヘルシンキ市内のスーパー・カンピの授乳室。オムツ交換台からおもちゃまであり、明るい雰囲気でした!」とアヤコさん。さすが北欧だけあり、とってもオシャレな授乳室ですね。
 
 

3位:電車の荷物棚には「ベビーカー専用置場」が

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「電車の車両には荷物棚や車椅子の収納スペースと並んで、ベビーカー専用の収納棚がありました」。ほかの乗客の荷物に気兼ねすることなく、かさばるベビーカーを収納できるのが良いですね。
 
 

4位:意外と安い!ベビーフード。

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物価の高さで有名な北欧。フィンランドのマクドナルドのビックマック指数は世界6位、1個560円という物価の高さです。オムツやベビーフードを現地で調達したというアヤコさんは「ベビーフードが手ごろな価格」で驚いたようです。「ネスレのBonaというブランドの瓶入りベビーフードをよく利用しましたが、1個1ユーロ弱と日本と同じような価格でした。分量も多く、息子もパクパクと食べてくれたので助かりました」。ただしオムツはちょっと高め。「パンパースは56枚入りで2,500円ほどでした」
 
 

5位:子連れウェルカムの雰囲気!

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雰囲気の良いレストランにも必ずベビーチェアがあったり、お店や電車の中での気配りなど、子連れに対する暖かいまなざしを感じたというアヤコさん。フィンランドは現在ベビーブームといわれており、実際にアヤコさん達も家族連れの多さを感じたといいます。砂場のある公園もあり、子どもを通じて現地のママと気軽に交流できるのも子連れ旅行ならではの魅力ですね。
 
 

番外!
街角の公共トイレにも子連れ用トイレが!

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こちらはなんと屋外マーケットの近くに設置された公共トイレ。1回0.5€と有料ですが、おむつ交換代もある屋外トイレは子連れには大助かり!?
 
 
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